2018年5月17日木曜日

ヒートショックに気を付けましょう!

こんにちは芳賀です。
先日、私の妹が亡くなりました。原因はくも膜下出血で、寝ている間に破裂してしまったそうです。
もともと患っていた訳でもなく、前兆も特になく、突然だったみたいです。
32歳とまだまだこれから未来があった年齢でしたが、脳の事ですから仕方がありません。

くも膜下出血で亡くなった方は年間で【1万2476人(厚生労働省「平成27年人口動態統計より」】
交通事故で亡くなった方は年間で【3694人(警察庁「平成29年報道発表資料より」】
では、ヒートショックが原因で亡くなってしまう方はどのくらいだと思いますか?


年間【約1万7000人(東京都健康長寿医療センター研究所調べ)】


交通事故のおよそ4.6倍もの方がいきなり亡くなっているそうです。
大切な人が何の前兆も無く、普段通りの生活をしていただけなのに、ある日突然亡くなってしまう。それも家の中で。

ですが、くも膜下出血もヒートショックも予防はできます!
病気は生活習慣に気を付けたり、定期的に病院にいき検査をしてもらったりすればある程度は予防出来ますし、少しおかしいな?と思ったらすぐに病院へ行こう!と行動もしやすいと思います。

では、ヒートショックの予防はしていますか?
家の中が寒いのに厚着をして我慢し続けていませんか?暑いから、寒いからとリビングや寝室を閉めきって、エアコンをがんがんかけて快適にしている”つもり”になってたりしませんか?
確かに費用も時間もかかってしまいますので、すぐに行動というのは出来にくいかもしれません。何をしたらいいか分からないから何もできないという方もいらっしゃると思います。

大切な命が奪われてしまうのは一瞬です。
いつ奪われるか教えてもくれません。

これから新築を考えている方は、必ずヒートショックを考慮した家づくりをしてください。既に家をお持ちの方は、お近くのリフォーム会社等に相談だけでもしてみて下さい。
毎日過ごす”家”の事も考えてみて下さい。

日本の住宅性能は、世界から見るとまだまだ底辺です。
少しでも多くの家を、本当の意味での安全な家にしていきたいですね!
そのお手伝いをするのが私の使命だと強く感じた出来事でした。


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